684597 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ

あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ

北国で瑠璃色の海を見つけ、虹の光と戯れる


----------------------------------------------
『北国で瑠璃色の海を見つけ、虹の光と戯れる』 2010-9-7日記
----------------------------------------------



上手く言葉では説明できないんです。
今年に入ってから自分に訪れた数々の出来事と、それらを結びつける因果みたいな何かが照らし出す物語性みたいなものが、まだ自分でも順序だてて上手く見えてこない。
そういうことってま僕に限らず誰にとってもあるように思います。
特に僕の場合、今年になってから齎されることになった多々なる成長の機会は上記したようなことが実に洪水のようであったといえましょう。後でふりかえれば、きっと、2010年という年は自分にとって何らかの転換期として思い出すことになるはず。自分の人生を大きく変えることになった一年として。

まだ2010年をふりかえるには早いことは百も承知で、敢えてこの9月という季節に、歩みを少し止めて、この9ヶ月間に自分が経験したことの数々を思い出してみることには何かしら意味があるように思う。
それはどうしてかというと、

-----少しだけ遠い過去のエトセトラをふりかえってみることで、いっけん如何なる脈略がなく繋がりを帯びない様々無数の事象が、これが不思議なもので、目には見えない赤い糸で少しずつ確かに運命のドラマを紡いできていることに気付く-----

ふと、そんな風に思えてならない瞬間が多々あるからです。
つまり、時間と場所を越えて、様々な出来事が、ここ9ヶ月の間に渡り、いや正確にいえば昨年の末、いや実は数年前から、とあるひとつの物語が同一の線上において紡がれていることに、最近になって気づいたというのが理由の主要なる位置として挙げられるのです。

兎にも角にも、僕にとってこの2010年という一年は、とても大きな意味のある一年となっていることは確かで、それは自分にとって一生のうちに何度も何度も起こることはないであろう稀にみる転換期・成長の機会となっているといっても決して過言ではありません。
そして、そうした近年稀にみる大きなドラマの息吹を根底から支えているのは、
----- 美しい海が象徴する壮大な何かへの、憧憬 -----
と同時に、憧憬の対象としての美しい七色に煌めく瑠璃色の海、藍色の海が、遥か遠い土地にのみ存在するのではなく(数年前の自分にとってはまさしくその通りだった)、
実は、自分が生活している身近でリアルな、この北の地においても、確かに存在していて、僕らの命を彩っているということを肌感覚で理解することが出来たことへの自覚と誇り、そして自信・・・それから少しずつ湧き上がり続ける未来への淡い期待と夢。

つまり、言葉少なく簡潔に詩的な表現で綴れば、次のようなことになります。

------- 森の中で、海をみつけた -------

森の中で、海をみつけた





余談でありますが上の写真を撮ったのは今年の6月、ここは東北は福島県の山の中に沸く温泉地、有名な高湯温泉の露天風呂・・・実に素晴らしい温泉でした。この場所で唐突に目が開かれたのでした。

さて話を少し戻し、

-------森の中で、海をみつけた-------

これは実に抽象的な説明ですね、理解してもらうのは難しいかもしれません。
僕自身にもはっきりとまだ力強い手応えが感じあられるほど理解出来ているわけではないのですから、他者であれば尚更「いったい何が言いたいの?」と思われることがあっても当然でしょう。
しかし、20年以上の長い歳月に渡り、沖縄やギリシャの青い海へ憧れ続けてきた一介の北国に住む人間にとって、自分が住み日々生きているこのリアルな現実の中にも、言葉に出来ないほどの感動を心に運ぶ美しい風景やドラマが確かに圧倒的なまでに無数に存在していたことに目が開かれたことは、これは自分にとってエポックメイキング的な、人生を大きく変える、まさしく事件のようなことだったわけですよ。



ひまわり



こうした気付きに至るまでには、まあいろいろな伏線があったのですが、この伏線というのが面白いもので、今年の枠だけでくくられる話ではなく・・・・・自分自身が自覚出来ているだけでも少なくとも昨年の後半から複数のドラマが同時に進行している・・・この話はまた別の機会を設けて日記に書くことにするとして、以下に先日に訪れた、とある北の国が誇る美しい場所を映した幾つかの写真をアップしましょう。
瑠璃色に煌めく海のような色彩をしていますが、これは鳴子という町の山中にある ”みずうみ” です。
最近、出逢った、森の中で煌めく、神々しいほどとても美しい湖。





鳴子の湖-2




鳴子の湖-3




鳴子の湖





生きることって、時に苦しいことの連続でもあるわけだけど、
だけど、
世界って、人生って、人間って、人間と人間の狭間を生きることって、この世を生きることって、救いようのないまで汚くつまらないことだらけで構成されているわけではない。
こんがらがって複雑にからみあい、人々を不幸へと追いやり、少なからずの人の身と心に哀しき病いを運んでいる事柄のエトセトラの組成を読み解く術へ目が開かれ、それらへの処方をうちに編み出し、現状を変える正しい努力の仕方を理解し実践できるようになれば、
おのずと光の扉は開かれる。

2010年の後半に、9月の訪れを迎えた今、僕はそう信じています。


秋のはじまりに






もう既に秋の足音は聞こえている。
しばらくすれば皆の心に、金色に輝く実り豊かな収穫が沢山齎されることでしょう。
林檎のように栄養いっぱいの収穫が、燦燦と、宝物の如く。

林檎 






























(以上、2010年9月の過去日記『北国で瑠璃色の海を見つけ、虹の光と戯れる』より)













© Rakuten Group, Inc.